今朝、ブログの内容を考えながら作業をしていた時、
ふと、過去に母がなんども言っていた言葉を思い出しました。
「あなたはそれで良いかもしれないけど、私(母)の気持ちはどうなの?」
「もしかしたら、似たような体験をした誰かが、
ヒントを得たいのかもしれない。
なにごとにも、偶然はないのだから」
と思い、今回の内容に選びました。
例えば、
あなたが、自分のために喜びになることを選択した時に、お母さんが
「あなたはそれで満足かもしれないけど、私の不満はどうなるの?」
と言ったとしたら。
この言葉を言い換えると
「あなたの気持ちより私の気持ちを優先させて」
となりそうです。
これは、呪縛になりますね。(笑)
何度もいわれると、
「お母さんの気持ちが一番大事」と
洗脳されてしまいます。
同時に「私は母の気持ちに責任がある」と
勘違いしてしまします。
すると、「私の気持ちは、母に責任がある」
という勘違いも生まれますね。
親との間でこの関係性があると、大人になっても変わりません。
お母さんから別の誰かに変わっても、その人の気持ちを優先してしまいます。
人間関係のすべてで、他者の気持ちを優先するようになってしまったり、
自分の気持ち(感情)を誰かのせいにすると
自分がなくなってしまいますよね。
そして、自分に正直になると本来は幸せなはずなのに、
なぜか罪悪感が生まれてしまったりして。
とても生きづらい。
それは大変です。
ここで登場するのは、やはり境界線です。
人間関係には境界線を引いてシンプルに。
他者とあなたの間に線をひいてみると良く分かります。
線の向こうのものは、すべて他者に属するもの。
なので、相手の感情は、相手のもの。
相手が責任をもつべきもの。
あなたが責任をとって、変えられるものではなく、
また変えようとしてはいけないもの。
あなたが責任を負えるものは、線のこちら側、
つまり「あなたの」気持ち(感情)だけです。
ちなみに、あなたの行動を変えさせて、
自分の気持ちの責任を取らせようとする他者に対しては、
「私の選択に、あなたがそう感じるのは残念だけど、
私は自分に正直でいたいの。私の選択は変わらない」
など、相手に共感しつつ境界線を引くと良いと思います。
秋の美瑛
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