幼い頃、父とその愛人であった母、そして父の本妻さん家族との争いの中で
とてもつらく悲しい思いをしていた私は、それに耐え切れず、離人症になった。
3、4歳で離人症だなんて、信じられない。
でも、なってしまった。
こんな自己防衛本能が働くくらいだから、よほどつらかったのだ。
自分の身体を、後ろから見ているもう一人の自分が居る。
身体と心が離れている感じ。
身体の自分と、心の自分が同じ自分だと感じられない。
自分がどう感じているのか分からない。
自分が誰なのか分からない。
そして、10歳くらいになったある時、突然身体と心が重なり、一致した。
まさに、「重なった」という表現がふさわしい感覚。
「あれ!?私、ここにいる!!」と感じた。とても衝撃的な出来事だった。
身体はエネルギーが集まって出来ています。
「こころ」と呼ばれている「感じる部分」がある場所もエネルギーです。
その二つがきちんと重なっていることって、大事ですよね。
人間て、どんな状況も乗り越えようとします。すごいですね。
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